瀬川っ子 頑張っています!

花丸 吉野先生からの年賀状(鬼百合の咲く出作り小屋)

 1月5日(木)晴れ。お昼1時の気温は6度。日差しがあり気持ちのよい日です。
 ↓ 今日の瀬川小学校。昨日と様子が全く違います。大きな雲が上空を流れていきます。
  
 さて、昨日、彫刻家の吉野ヨシ子先生から年賀状が届きました。吉野先生は、田村市の出身で市役所のモニュメントを作成された方です。本ホームページの2015年10月19日の記事には、吉野先生と浦山先生、お二人の彫刻家の先生のご指導による「親子芸術教室」の様子が掲載されています。
  ↓ 2015年10月19日「親子芸術教室」の様子(みんな素晴らしい作品を作りましたね。)
  
 
 
 いただいた吉野先生の年賀状によると、先生は、奥会津の檜枝岐の出作り小屋を購入し、そこを作品を展示するギャラリーにするため準備をしているそうです。
 ↓ 吉野先生の年賀状(赤い丸で囲んだところが「出作り小屋」)

 年賀状を読んで、まず「出作り小屋って何だろう?」という疑問が湧いてきました。「出作り」じゃなくて「手作り」の間違いでは?と思いました。調べてみると、「出作り小屋」とは、こんな建物でした。
「出作り小屋」・・・・・
檜枝岐村の農家には、自宅から遠い農地を耕作するために仮住まいとなる小屋を作り、農業を行った歴史がある。雑木を切って小屋掛けした簡単なものから、長く使うために普通の家と同じように建てた小屋までその様子はさまざま。かつては、数十棟もあったと言うが、車などの普及により今は、吉野先生、浦山先生の購入した1棟のみとなってしまった。
      (東京新聞、福島民友の記事を元に記載)

 年賀状には、さらにこんな事が書かれていました。「今年は、檜枝岐村出作り小屋の鬼百合を蘇らせるため萱葺き屋根の復元に取りかかります。」 なんと、出作り小屋は、萱葺きの屋根であり、そして、そこには鬼百合が咲き誇るというのです。年賀状の写真を見ると確かに屋根の上に赤っぽい花が咲いています。さらに、続きます。
 6月・・水芭蕉  7月・・ニッコウキスゲ  8月・・イワナ釣り  9月・・鬼百合 10月・・紅葉
 皆様遊びにお越し下さい。    とても楽しい、そして夢のある年賀状でした。春になったら、是非足を伸ばしてみたいと思います。
 
 ↓ 出作り小屋のかやぶき屋根に咲くという「鬼百合」