瀬川っ子 頑張っています!

花丸 考えを文章に表す 6年理科

 自分の考えを文章で表現することはとても大切な力だと思います。
 6年生は、「てこ」の学習で、様々な実験を行った後、「なぜ、てこは、支点と作用点を近づけ、支点と力点を遠ざけると、楽に物を持ち上げられるのか。」という問題について自分の考えをまとめてみました。なかなか書き出せない様子だったので、文章の始めはこちらで提示しました。そして、「てこをかたむけるはたらき=力の大きさ×支点からのきょり」を使うとよいとアドバイスしました。5人全員、考えを書き上げました。

○ てこを有効に使うには、支点と作用点の距離を短く、支点と力点の距離を長くすると良いのは、てこを傾けるはたらきが、力の大きさ×支点からの距離で変わるから、支点から作用点までの距離を短くすると、かたむけるはたらきが小さくなって、支点から力点までの距離を長くすると傾けるはたらきが大きくなるから。(Eさん、Sさんのまとめ)

○ てこを有効に使うには、支点と作用点の距離を短く、支点と力点の距離を長くすると良いのは、支点と作用点の距離が短ければ傾ける力が小さくなり、支点と力点の距離が遠ければ傾ける力がおおきくなる。(Nさんのまとめ)

○ てこを有効に使うには、支点と作用点の距離を短く、支点と力点の距離を長くすると良いのは、てこを傾ける働きが力の大きさ×支点からの距離によって変わるから、だから、支点から作用点までの距離を短くするのと、支点から力点までの距離を長くするとよい。
                                        (Kさんのまとめ)
 最後に、Yさんは、例を挙げて考えを文章に表しています。
○てこを有効に使うには、支点と作用点の距離を短く、支点と力点の距離を長くすると良いのは、実験用てこで説明すると、例えば、作用点が「6」のところにあるとすると、重りが10gなら傾けるはたらきは、「60」となる。でも、その作用点が「1」のところにあったとすると傾けるはたらきは「10」にしかならない。一方、力点が「1」の所にあった場合、力の大きさ(おもりの重さ)が10gならば、傾ける力は「10」にしかならない。でも、力点を「6」の位置にすると、傾けるはたらきは、同じ力を加えても6倍の60になる。だから、作用点と支点のきょりは短くし、力点と支点の距離を長くすると小さい力で物を持ち上げられる。(Yさんのまとめ)

  一生懸命に考えをまとめましたね、5人ともとても立派でした。