瀬川っ子 頑張っています!

鉛筆 「書くこと」は「考える事」

 1月17日(火)曇り。朝7時40分の気温は-10度。現在、間もなくお昼1時となりますが、2度という気温です。ここ数日とても寒い日が続いています。早いもので1月ももう半ばです。この寒さの中ですが、子供達は全員元気に登校しています。
 ↓ 今日の瀬川小学校の様子です。
  
 
 今日は、午前中、2校時目に4年生と理科、3校時目に6年生と理科の学習をしました書くことは、考える事。」という東北大学名誉教授の相澤秀夫先生のご指導に感銘を受け、授業のまとめは、子供達が各自自分の言葉で書くことにしています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 2校時目の4年生のまとめはこんな風に書いていました。
 ○ 水は、温度によって姿が変わる。気体の水蒸気から温度が下がると、液体の水となり、0度になると固体の氷に変わる。 I.Mさん
 ○ 水は、冷やされて0度になると固体になる。熱せられると沸騰し、水蒸気になる。水は、いろいろな形に姿を変える。 T.Aさん
 ○ 気体(水じょう気) 液体(水) 固体(氷) と言うような仲間分けがある。水一つが3つの姿に変わる。0度で水は凍って、100度で沸騰する。 H.Mさん
 ○ 水は、気体、液体、固体の3つに姿が変わって、気体の水蒸気は目に見えないけれど、ちょっと冷やすと液体の水に戻って、それから凍らせると固体の氷になって・・・。水は、すごい!! Y.Mさん
 ○ 気体(水蒸気)、液体(水)、固体(氷)というように水は、その姿を変える。0度で凍って氷になる。温度によっていろいろと変わっていくんだな。H.Kさん
 ○ 水は、温度が高くなるにつれて固体から液体、気体とその姿がかわり、逆に温度が下がるにつれて気体から液体、固体と姿が変わる。M.Rさん
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 3校時目の6年生はこんなまとめを書いていました。
 ○ 水溶液は、リトマス紙によって、中性、アルカリ性、酸性の仲間に分かられる。今日の実験でリトマス紙の色が変化したのは石灰水、アンモニア水、炭酸水、塩酸だった。M.Nさん
 ○ 水溶液は、リトマス紙によって、赤青両方のリトマス紙が変化しない中性、赤りトマス紙が青に変わるアルカリ性、青りトマス紙が赤く変化する酸性がある。 E.Wさん
 ○ 水溶液は、リトマス紙によって両方変化しない中性、赤いリトマス紙だけが変化するアルカリ性、青いリトマス紙だけが変化する酸性の3つに分けられる。Y.K さん
 ○水溶液は、リトマス紙によって両方変化しない物と赤リトマス紙が青く変わる物、青リトマス紙が赤くかわるものの3つに分かられる。この3つを中性、アルカリ性、酸性という。赤、青2枚のリトマス紙を使うとこのように仲間分けができる。M.Kさん
  ○赤、青両方のリトマス紙が変化しない水溶液を中性と呼ぶ。赤色リトマス紙を青色に変化させる水溶液をアルカリ性とよぶ。青色リトマス紙を赤色に変化させる水溶液を酸性と呼ぶ。
 
 このように、まとめを子供達一人一人が自分の言葉で書くことで、分かったことを整理でき、基礎基本の定着につながって行くことと思います、また,指導者側からすれば、○○さんは、理解できたかな。十分に理解が進んでいないところはどこかなといった次の指導につなげるための手立てとなっていきます。
 ↓ 4校時目の6年生の実験の様子。