瀬川っ子 頑張っています!

花丸 茶道学習のまとめとして 5年生

 5年生は、総合的な学習の時間の中で、「茶道」の学習をしてきました。学校近くにお住まいになっている、茶道の師範、面川先生のお宅に何度かお邪魔して学習してきました。その成果については、先日の瀬川フェスティバルでも発表しましたが、その集大成として、4年生や先生方にお手前を披露しました。場所は、面川先生のお宅をお借りしました。
 面川先生は、茶道の学習で子どもたちがお邪魔するときは、その季節に合わせて、床の間の掛け軸やお花を変えて下さいます。
 ↓ 本日の掛け軸は、お花は・・・・
  
 掛け軸には、「雲 静 日 月 正」と書いてあります。世の中いろいろな事で騒いでいるけれど、どんな時でも雲は静かに流れ、日や月も変わりなく動く、といった意味でしょうか。常にあくせくして心落ち着かない者には、心に染みる言葉です。花は、白椿。とても清々しい気持ちになります。こうした、環境の中で、5年生は、同じ教室で一緒に勉強している4年生に、そして、先生方にお茶を点ててくれました。まず、今日が初めての体験の4年生のために、お茶の先生がお茶の点て方やいただき方の手本を見せて下さいました。

 ↓ そして、いよいよ5年生の番です。
   
   
↓ お茶をいただく、4年生も、先生方もちょっと緊張気味・・・
  
 最後に感想を聞いてみました。5年生からは、初めは何も分からなかったが、面川先生に教えていただく事で、道具のことや作法などいろいろな事が分かって良かったというような感想が聞かれました。4年生からは、いろいろな作法があるのでびっくりした、という感想が聞かれました。そして、来年、是非、お茶の勉強をしてみたいという事でした。 5年生に、「お茶の勉強をして良かったですか。」と聞いて見ると、日本の伝統的な作法を学べたので良かったと全員が答えてくれました。しかし、この茶の勉強の本当の目的、「相手を思いやる心」を学ぶ事だろうと思います。そして、その心は、子どもたちが成長する上で必要な心、日常の生活の中でしっかり生かすことのできる心であると思います。5年生は、その心をしっかり学ぶことができました。茶道をご指導いただきました、面川先生、ありがとうございました。