ひらめき 「~つもり」から「そうか!」「そうだよね!」へ

 全校集会の校長講話は、「分かったつもり」について話しました。

授業では、よく
「よく復習していいれば・・・。」とか
「ちょっとした不注意で間違えている・・・。」
と感じることがあります。しかし、これは復習不足とか不注意ではなく、しっかり理解していない状態「分かったつもり」のことも多く見られます。
毎回の授業でしっかりと学習内容を把握し、確実な理解としていくためには、分からないことをはっきりさせていくことも大切です。
集会では、子どもたちに次のような内容を投げかけました。 

「分かったつもり」

なぜ?と考える心や 
知りたいと追究する姿勢は
人が社会や文化を発展させてきた原動力だ。
「分かった!」と感じたときは 気持ちがいい。
授業中であればなおさらであろう。

同じように勉強しているつもりでも
すぐに忘れてしまう場合と
確実に身につき 忘れない場合とがある。
この違いは どこにあるのだろう。

あなたは、分かったというつもりになっていないか。
「分かったつもり」では
学んだことがつながらず 考える力が発揮できない。
分からないことを 徹底的に確認し 
言葉に表してみることが重要だ。
これまでの学習と結びつけて 
分かったことを 自分の言葉で話せているだろうか。

友だちと学び 
「そうか!」「そうだよね」という言葉が 
たくさん飛び交う大越小学校ならば
毎日気持ちがいいだろうな。