ひらめき あまりのある割り算② 3年算数

3年生の算数で担任は、子どもたちの学習の中から課題を見つけられるように、工夫して提示しています。
今回も、「前時にお友達がこんなふうに考えたのだけど、ちがうところはありますか?」と問いかけます。

子どもたちからは、「あまりがある?」「商(答え)が違うよ?」と考えが出てきます。

意見が出てきますが、担任はここでまとめることはしません。
「どっちがいいと思うか、ペアで話し合ってみましょう」

どのペアも、どうして違うのか、どっちがいいのかを一生懸命話し合います。

「もう一つ、4が作れるのに余っちゃってる。」
「(4の)セットをもう一つつくればいいんだよ。」
その言葉に
「あっ、ほんまや!」(思わず関西風に……)
「おーっ!」
子どもたちの中に、課題を解決する見通しが見えたようです。
すかさず担任は

「探検隊の皆さんに、解決してほしいなぁ。」
今日のめあてが決まりました。
「わる数とあまりの大きさにはどんなひみつがあるのかな?」
探検隊の算数たんけんがスタートです!