~Lead the self ! Lead the team!~

学校 第1回避難訓練「命を守る大切な授業」

 5月6日(金)、万一の学校火災(あってはならないのですが)の発生に備えて、全児童が指示に従い、しかも敏速にしかも安全に避難できるようにするとともに、消火器の使い方を知ることも目標に、第1回避難訓練を郡山地方広域消防組合田村消防署から4名の署員の方に来ていただき実施しました。1階西の給食室(今は使われていませんが)から出火したという想定で、職員の通報訓練と児童の避難経路の確認です。煙から身も守るために、校舎内では身を低くしハンカチ等で口をふさぎ移動します。早く校舎の外に出るために2・3階の児童は非常階段(らせん状)を使います。校長の話では、火災では火よりも煙がこわく、煙から身も守ることが大切だという話をしました。子どもたちは、「お・か・し・も」をしっかり守り行動していました(お:押さない か:かけない し:しゃべらない も:戻らない)。
 署員の方から、田村市船引町の火災の状況についての話もありました。放火による火災等が昨年より多いそうです。火の用心、みんなで注意したいですね。
 消火器の使い方は、3つの手順、「①黄色のピンを抜く ②ホースをしっかりにぎり火元に向ける ③レバーをにぎる」。注意点についてもお話しがありました。消火器は15秒くらいしかもたないので火が弱まってきたら少しずつ火元に近づいて消火する。室内の場合には粉で真っ白になってしまうので逃げ道(避難口)を背にして使用する。また、天井やカーテンに火がうつってしまっている場合は、すぐに避難します。消火訓練では、代表児童2名と職員2名が水消火器で行いました。火事に気づいたら、まず、「火事だ~」と大きな声で周りに知らせます。それから消火作業。4人も上手にできましたね。
   
【写真 左:1年生の避難の様子(全体では2分58秒)  中:全体会  右:消防クラブ手帳の交付】
  
【写真 左:消火器の使い方  中:児童2名の消火作業(5年Yさん・6年Aさん)  右:作業の感想と感謝の言葉】

◎平成28年度全国統一防火標語
 「消しましょう その火その時 その場所で」