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グループ 宿泊学習1日目part2!

 宿泊学習1日目の夜は星空ウォッチング。夜空には無数の星が輝いていますが、地球からどのくらいの距離にあるのでしょうか。子どもたちに光が1年間で進む距離を「1光年(約9兆5千億km)」という話をしました。光は1秒で約30万km進みます。この日見えた月まで、光の速さではおよそ1秒、太陽までも8分19秒です。星まではどうでしょうか?この日は見えませんでしたが、「夏の大三角」=ベガ(こと座)・アルタイル(わし座)・デネブ(はくちょう座)の3つの星を結んでできる三角形のことです。これらの星はすべて太陽と同じで恒星という種類の星です。地球からの距離はというと、ベガは25光年、アルタイルは17光年、デネブはというとなんと1800光年です。1800年前の輝きを見ているということです。また、それほど遠いのにデネブは1等星という明るさなのは、この星が巨大でとても明るいからです。太陽と比較すると太陽の6万5千倍の明るさの星ということになります。宇宙にはたくさんの星があります。アンドロメダ銀河までの距離は230万光年、観測できる宇宙の果ては137億光年とも言われています。もうすぐ七夕です。お天気の日に夜空を眺めてみてはどうですか。
  
【写真 所員の方に特別に天体望遠鏡をセッティングしていただきました。初めて見る児童がほとんどで、月のクレーターがはっきりと見えてみんな感動していました。また、西の空には金星と木星が見えていたのですが、金星は三日月のように見えることにも感動していました。写真の月は250mmの望遠で撮影(6/25 19:37)したものです。】