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学校 要田小の校舎の高さを求めたよ(6年算数)

  12月13日(火)2校時、6年生との算数の授業です。「拡大図と縮図」の単元の復習です。直接測ることができない校舎の実際の高さを、縮図を利用して求める授業です。縮図を書くために、校舎までの距離や見上げた角度を測定します。「高さ分度器」の道具を使いながら、1班2・3人で協力しながら測定しました。10m、15m、20m、25m、30mの距離から3地点を選び、そこから校舎の上はしを見上げます。10mの距離から見上げた角度は50度、20mの距離からは30度、30mの距離からは22度と測定できました。また、測定した人の目までの高さも測ります。この測定値を利用しながら、100分の1、200分の1から縮尺を選び、直角三角形を書きます。その縮図を利用し、校舎の高さは約13mと求めることができました。子どもたちは、算数で学んだことが実際の生活の場面で活用できることを学びました。縮図を書かないでも求められる方法として見上げた角度が45度の地点に立ち、そこから校舎までの距離と目までの高さから、簡単に求める方法を校長が紹介しました。直角二等辺三角形の図形の性質を利用する方法です。この高さを測る方法は江戸時代【塵劫記】から使われていました。昔の人の知恵ですね。算数ってすごいね。
  
【写真 左:スカイツリーの高さは634m(武蔵)  中:鎌倉の大仏の高さは何と要田の校舎の高さとほぼ同じで台座を含めて13m35  右:全員で校舎の上はしを見上げています。子どもたちの予想は8m、12m、30mなどまちまちです。高さの感覚は難しいですね。】  
  
【写真 左:10m地点から見上げています(50度)。  中:20m地点から見上げています(30度)。  右:1/100の縮図を書いて校舎の高さを求めています。】
※ 算数だより「塵劫記の問題に挑戦」:塵劫記に挑戦.pdf