日誌

自分の未来、地域の未来を考える会

7月25日(火)5・6校時、本校体育館において「自分の未来、地域の未来を考える会」を実施しました。田村市の地域おこし協力隊の方々が4名来校し、地域おこし協力隊が行っていることや、来校した協力隊の方々の経歴、今までの経験、今考えていることなどについてワークショップ形式で話してくださいました。

【実施の経緯】

3月に市企画調整課の主催で中学生参加による移住定住会議が開催され、本校から、文化部や生徒会の生徒たちが参加したことは、学校だよりやホームページでもお知らせしたところです。

この会議では、ワークショップで田村市の地域おこし協力隊の方々が、参加した中学生を支援してくださっていました。その時の協力隊の方々がお話しされる様子や中学生への接し方、活動への支援の様子はすばらしく、どの方もこれまでの経歴で様々な職業を体験された素敵な方々でした。そのため、協力隊の方々にぜひ本校で自分の体験や田村市への思いを語っていただきたい、そして、生徒たちが自分の生き方や田村市の未来を考えるきっかけになってほしいと考え実施することとしました。

また、今回は小学校にもお声かけをし、6年生にも参加してもらい、小中連携事業として滝根地区全体で児童生徒の人材育成を図る取り組みにしたいと考えました。

【未来を考える会の様子】

未来を考える会には滝根小学校の6年生17名が参加しました。また、幼稚園長、小学校長、学校運営協議会会長、委員の方々が参観においでくださいました。

はじめに地域おこし協力隊代表の方が廃校になった石森小学校がテラス石森となり、そこを拠点として一般社団法人「Switch」(スイッチ)として田村市のために地域おこし協力隊として活動していることを説明してくださいました。後半では協力隊3名に各学年に別れてもらい、生徒の前で自分の経歴や頑張ってきたこと、挫折の経験、今考えていることなどについて話していただきました。

お話の中では、家庭の状況で夢をあきらめなければならなかったことや、それでも自分ができることを見つけて新たな自分をつくっていった経験などをお話しくださいました。生徒たちはリアルな経験として真剣に受け止め、自分の生き方についても考えるきっかけとなったようです。