夢・愛・自立~Dreams come true!~

2017年2月の記事一覧

卒業式全体練習

 3月13日(月)の卒業式まで1か月を切り、いよいよ卒業式の全体練習が始まりました。本日は式歌や礼法指導を行いました。きちんとした態度と、しだいに大きくなっていく歌声に立派な卒業式にしようという思いが伝わってきました。


3年生の保育実習(家庭科)を行いました。

 本日、3年1組、2組が船引南幼稚園で、保育実習を行ってきました。生徒は、園児と一緒に遊んだり、ふれあったりしながら体験学習をしました。小学校校長先生からは、「あたりまえだけど、大きくなったなぁ」と声をかけていただきました。

教室内の空気検査をしました

 
 県内のインフルエンザ出席停止者数はやや減少傾向のようです。田村市内では先週から1桁台の出席停止者で推移しています。でもまだまだ油断禁物、予防対策をしっかり継続して欲しいです。

 学校で行う予防対策のひとつに、「換気」があります。新鮮な空気を教室に定期的に入れ、インフルエンザのまん延・予防をするものですが、2月6日(月)~8日(水)にかけ、授業中におじゃまして教室内の空気の汚れ具合を調べました。

注射器が金属とプラスチック製になったような、「ガス検知器」の先に、
昔の水銀体温計に似たガラス製のガス検知管を差し込ませて調べます

 学校環境衛生基準では、室内の二酸化炭素濃度を測定(=空気検査)し、必要な対応を取ることとなっています。人間の呼吸により排出される二酸化炭素の蓄積状況を測定することで、空気の汚れを可視化し、対策や指導に役立てるというものです。
教室ごとの結果は下記をクリックしてご覧ください。

ちなみに、教室内の二酸化炭素濃度の基準は1500ppm以下となっています。

2月 空気検査の結果.pdf   ※結果は一時点のもので、換気回数や人数の多少等により変化します。

  
ガス検知器から検知管を外し約2分で結果がでます。ピンクから黄色く変色した境界の目盛を読みます。   
 
 
インフルエンザ患者の咳やくしゃみで空中に放出されたウイルスは、乾燥した空気中では数時間にわたって落下せずに漂うといわれます。これにより、締め切った室内で(例:教室、バス車中、映画館…)、あっという間に感染が広がることも珍しくありません。
 そのため、換気が必要になるわけですが、実際に空気の汚れやウイルスの有無は目でにみえません。
でも、その教室で二酸化炭素濃度が高い結果が出たとき、眠気や頭痛が起きやすい空気環境であることが推測できます。同時に、ウイルスがまん延しやすい空気環境ともいえます。

 換気が行われれば二酸化炭素濃度は下がり、衛生的で学習にも集中しやすい環境になるでしょう。
 今回、結果を保健委員に知らせました。自分の学級の換気の回数を増やすようにしたところもありました。外は寒くて窓を開けるモチベーションが高まってこない生徒達にも、換気の必要性を理解してもらえたらと考えています。

ちなみに、どの教室も湿度が50%前後に保たれ、非常に良い状態でした。
湿度を保てば、万が一、空中に放出されたウイルスも水蒸気に包まれ重さを増して、短時間で落下しやすくなります。
ぜひこの状態を維持して欲しいと思いました。

新入生授業見学・部活動見学

 本日、平成29年度入学の芦沢小と南小の6年生が、本校を訪れて、1,2年生の授業と部活動の見学をしました。本校の生徒は先輩となる自覚から、緊張の中にも授業や部活動紹介に精一杯の取り組みを見せていました。中学1年生は小学6年生と比べると、この1年の成長の大きさがよくわかり、とても頼もしく感じました。また、小学校の校長先生方から「学校に戻った6年生が、中学校入学の希望を大きくして帰ってきました。」「先輩たちの明るく楽しい活動の様子や、先輩に優しく指導を受けたことをとても喜んで帰ってきました。」というお礼の言葉をいただきました。なお、当日は、同時に新入生保護者説明会・家庭教育講演会も開催し、6年生の保護者の皆様にも南中について紹介をしました。



3年生で薬物乱用防止教室を開催しました

 毎年、この時期に保健体育で実施しています。今年度も本校の学校薬剤師で佐藤善嗣先生(常葉町・タカギ薬局勤務)を講師にお招きして開催しました。
1月30日(月)の4校時に実施しました。

   
 佐藤先生は、実際に薬物乱用により服役している受刑者がいる刑務所を訪問されたり、毎年県内の中高生とともに、薬物乱用防止の啓発活動を行ったりと幅広く活動されています。
 そのため、言葉に実感がこもっており、薬物の害と心身・社会に及ぼす影響について生徒達は真剣に聞き入っていました。

 今回、以下の内容でご講義いただきました。
 1 身の回りにある薬物とは何か
   …タバコ、アルコール飲料、危険ドラッグ・危険ハーブ、大麻、覚醒剤 その他
 2 薬物の害と心身・社会に及ぼす影響
   …精神依存、身体依存、急性中毒、慢性中毒、様々な喪失(家族、健康、友達、自由、遊び、成長、未来)
 3 薬物から身を守る
   …薬物に手を出さないための7カ条

 薬物乱用をするきっかけは、人間関係の悩みであったり現実逃避、精神不安や社会への不満、興味本位など、「心が弱っている状況や、目の前の問題から逃げたい」ことが大きいのだそうです。生きていれば誰もが感じる気持ちですね。
 先生のお話から「自分にも薬物乱用の危険性があるかも」と考えること、そうならないためにどうすることがよい改善方法なのかを考えること(「7カ条」)が大切、と改めて感じることができました。

<生徒の感想・一部抜粋)>
・私たちの身近にあるタバコやお酒も薬物であって、ノンアルコールと書いてあっても未成年では飲んではいけないということが分かりました。そして危険ドラッグを売る人の誘惑の言葉に負けないようにしたいです。(1組女子)
・私は家族や先生に相談することは必要なことだと感じました。なぜならひとりで抱えているといつか爆発してしまい、どんな行動をするか予測できないからです。これから気をつけて生活したいです。(2組男子)


  また、佐藤先生は、2020年東京オリンピックに向けてスポーツファーマシスト(福島県では26人だけ)としても活動されているとのことでした。
 東京オリンピックでは日本人からドーピング違反を絶対に出さない、という目標を力強く語っておられたのが印象的で、”アンチドーピング”の視点でもオリンピック準備が進んでいることを身近に感じた時間でもありました。


※公認スポーツファーマシストとは
 最新のドーピング防止規則に関する正確な情報・知識を持ち、 競技者を含めたスポーツ愛好家などに対し、薬の正しい使い方の指導、薬に関する健康教育などの普及・啓発を行い、 スポーツにおけるドーピングを防止することを主な活動とします。
薬剤師の資格を有し、所定の課程を修めた方が、(公財)日本アンチ・ドーピング機構より認定される資格制度です。(引用:スポーツファーマシストHPより)

1,2,3年生、う歯あり生徒受診率50%超え達成!

  歯科検診結果で受診・検査が必要とされた生徒のうち、う歯(むし歯)は最も早期の医療的対応を要するものです。
これまで6月と11月に、受診を要する生徒たちとその保護者の方にお知らせを配付しています。

 今回標記のとおり、1,2,3年生で今月、受診率50%超えを達成しました。
特に3年2組はう歯受診率100%を達成しました(^o^) 素直にうれしく、よかった!!の一言です。

 28未処置う歯生徒の受診率.pdf 

 昨年度の受診率(う歯について)は、
1年:0%、2年14%、3年:0% だったことを考えると、本当に大きな変化です。

 また、う歯がなくても、その他の要受診項目(歯肉炎、歯垢の付着、歯石あり等)でも受診し、歯科医や歯科衛生士による処置やアドバイスを受ける生徒が増えた感触が明らかにあり、調べて見ると歯科検診の全項目あわせた受診率が42%に上昇していました。(昨年度27%)

  数字のことばかり記しましたが、達、保護者のみなさまの意識の変化が、行動の変化を生み、その結果として数字にも表れている、ということだと考えます。大切なことだと思います。
 
 歯、歯肉、それらを支えているあごの骨などは、食べること・生命維持に直結する重要な臓器です。
 また歯垢の付着や歯肉炎の放置は、将来の全身の健康を損なうリスク(糖尿病、動脈硬化、低出生体重児、早産 その他)を高めることが分かっています。
 生徒達の数年後、数十年後に、夢や希望の実現を支えるベースに歯、口の健康がある…といっても過言ではないかもしれません。

 保健室では、今の行動や生活習慣が将来の自分を創ることになる、ということを感じ欲しいとと思いながら、日々指導にあたっています。
 保護者のみなさまのご理解とご協力に感謝しつつ、今後も生徒一人ひとりの健康を見つめ、支援していきたいと考えています。

全校集会


 元気のよいあいさつからスタート             表彰                校長からの話

 今月の全校集会では、校長より「賞賛される条件」について、次のことを話しました。
 周囲の人からほめられたり、よい評価をされたりするには、次の3つの条件がそろわなければならない。
  ①その結果を出そうとする明確な意図があり
  ②その結果を出そうと正しい行動をし
  ③最終的に意図した結果を出す
 ぜひ、今の学年で残された日々を有効に使って実践してみましょう。