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2016年11月の記事一覧

在校中に起きた地震対応について

 11月22日(火)の早朝に福島県沖で大きな地震が発生しました。
 生徒が在校中に起きた地震については、地震規模や被害状況により、生徒を下校させるか、学校に待機させ保護者に引き渡すかの判断をするようになります。今後、南中では、次の場合には「Eメッセージ」でお知らせし、保護者への直接引渡しとさせていただきます。
 なお、通信機器が遮断されている場合も同様の判断で引渡しを行います。

 ○学校を含む地域の地震が「震度5弱以上」の場合
 ○「震度4以下」であっても交通網の寸断等で、生徒の通常の下校が危険と予測される場合

 ※南中学校は、田村市の「広域避難場所」に指定されています。

後期中間テストは終わりましたが、勉強は続きます。

 再現できることが実力の範囲です。テストが終了し、もう忘れてしまったことはないでしょうか。直前に暗記したことが出題されよい結果を生み出すことがありますが、ずっと何回も同じ成果を出すとなれば、本当にそれに見合った実力がないと難しいと思います。
 つまり、本当の実力とは繰り返し再現できることであるから、これからも勉強を継続し再現性を高めることが大事です。1度たまたまテストの成績がよかったからといってそこが自分の実力と思うのは危ういでしょう。
 同じ問題に出会ったときに再度クリアし、「この問題はもう大丈夫だ」となっている部分が、自分の実力なのです。(3年生は「入試当日の再現性=実力」となるわけです。できなかった問題を放置すれば、また再現できないわけですから、今何をすべきかはわかりますね。)

1年生の食に関する授業


 5校時に田村市学校給食センター・主任栄養技師、大山信代先生をお招きして実施しました。テーマは「朝食の役割と生活リズム」です。



 はじめに、大山先生から「なぜ授業で朝食のことを学習するのでしょう?」という質問が生徒達に投げかけられて授業がスタートしました。

 本校の1年生は、先日の「生活リズム調査」から最終日の朝食摂取率が100%で、全員が欠食することなく食べて登校していました。(第1回時も100%でした)

 しかし、大山先生からのお話で「朝食を食べない割合は、中学・高校と進むにつれて増加し、年代別では20代で朝食を食べない割合が最も多くなる傾向がある(図1)」ことや、「朝食を食べる習慣がない人ほど、脳出血・脳梗塞などのリスクが高い(図2)」ことを知りました。また、大学合格率や、年収と朝食摂取率の研究データもあり、生徒達も少し驚いた様子でした。
(図1)                                (図2)
 


 

  

 その上で、改めて朝食が自分にとってどのような役割を果たしているのか、考えるよい機会とすることができました。さあ、あとは実践あるのみ!!
 …ですが、家庭の状況によっては「食べることはできても、主菜や副菜などの栄養バランスまでは急には難しい」場合もあると思います。
 
     「受験で勝ち抜きたい人の勝負メシ」                ”みそだま” ”マグごはん” 

 大山先生からは、みそ汁の良さ(大豆のたんぱく質、具材の栄養、水分補給、体も心も温まる)を紹介され、子ども達は熱心に耳と目を傾けていました。 授業後、朝食としてのみそ汁のよさ、すばらしさについて知り、「ぜひ取り入れたい」との感想が多く書かれていました。

 子ども達にとってよいことは、働く現役世代・祖父母世代にとってもよいことが多いものです。朝の忙しい時間ですが、お子様が朝食を必ず摂って登校すること、そこに温かいみそ汁(スープ)があること、できれば家族の誰かと食べること…について引き続きご配慮いただければと思います。