2017年12月の記事一覧

　今年の冬休みは3年生も登校し、冬季講習を実施しています。1日2教科ずつを各教科担任の先生が担当し、学習指導を行っています。25日（月）は、数学と英語です。静粛な教室で、各自が過去問にチャレンジしていました。受験は団体戦でもあります。仲間同士が集い、緊張感をもって取り組むからこそ、学習の効果が期待できます。この冬休みが3年生にとって、受験勉強を進める上で有意義な期間となることを願っています。

　　

　12月から1年生は保健体育で「剣道」を学習していました。最終日となった21日（木）は、練習を重ねた技を使って、試合を行いました。覚えた技をお互いに繰り出し、大会は大変盛り上がりました。

　　　

【生徒の感想から】
　〇　最初は正直やりたくなかったけれど、やっていくうちに次の時間が楽しみに
　　なりました。
　〇　技を覚えて打つのが楽しかったです。胴打ちがよくできました。
　〇　教えてもらった礼法が部活の練習にも無意識に出ていたので、とても勉強に
　　なりました。

　1年生の技術の授業の様子です。ものづくりの技術は、実際にものづくりを行うことで身に付けることができます。生活を豊かにする、生活を改善する、生活上の問題を解決するなどの目的を考え、それを実現するための製作品を構想し、加工の仕方を学びながら工夫して作っています。今日は、切断した材料をかんなやベルトサンダーで加工しました。

　　
 　

　20日（水）5校時は、3年生を対象に租税教室を実施しました。講師は、昨年もキャリア教育講演会でお世話になった、税理士の宗像住孝先生です。生徒たちは小学校時代を含めると、宗像先生のお話を聴くのは3回目となります。今日の講義では、「景気」や「富の再分配」など、税金が世の中で果たす役割について教えていただきました。昨年よりも少し難しい内容でしたが、分かりやすい例と、ユーモアを交えながらのお話だったので、楽しく授業を受けることができました。

　　

　19日、文芸部が「アトリエ都路」を見学しました。「アトリエ都路」は、都路町観光協会で制作している都路観光マップの表紙の絵を、現代芸術家・佐藤香さん（船引町出身）に依頼し、期間限定のアトリエとして設けられました。佐藤さんは、都路の皆さんと交流しながら、町内各所から様々な色の土などを採取し、絵具のように和紙や壁に渦をモチーフにした絵を描いています。今回、佐藤さんは、鳥をモチーフにしたデザインを、薄くスライスした木片に描いていました。作品の完成予定は、24日（日）ということです。プロの芸術家の方から貴重なお話をうかがうことができた文芸部にとっては、ミニ都路志塾となりました。佐藤さん、関係の皆さん、ありがとうございました。