丸森日誌

出会いと別れ

この時期は毎年のように、出会いと別れが繰り返される。今までどれほどの先生方や子どもたちと出会い、そして別れたことだろう。生きていれば、この出会いと別れは避けて通れない。そういう意味で、出会いと別れはすごく重要な意味を持つ。結論から言おう。それは、「運命は、誰と出会ったかで決まる」。およそ70億人が住むこの地球上において、同じ学校、同じ職場でその人達と出会う確率は、ものすごく小さいはずである。それは、まさに奇跡的な出会いと言える。そして、その人と出会ったことで、間違いなく自分の人生は影響を受け、変化していく。そういう意味で、それは運命的な出会いとも言えよう。時に、出会いたくないと思う人との出会いもある。それでも、その人と出会ったことで、某かの影響が、自分の人生にあるとするならば、それもやはり運命の出会いなのだ。「運命は、誰と出会ったかで決まる」そう考えると、せっかく運命的な出会いをしたわけだから、どんな人との出会いも、しっかりと受け止めたくなる。自分が主役のこの人生の舞台に、わざわざ登場してくれた全ての人との出会いを、まずはしっかりと受け止めたくなる。それが、「感謝」だ。自分と出会ってくれてありがとう、という気持ちをもつことだ。そのように、出会う人に感謝の気持ちをもって生きていく人の人生が、素晴らしい人生にならないはずがない。私はそう思っている。