夢・愛・自立~Dreams come true!~
冬休みこそ‥
今朝はうっすらと雪が積もり、校地一面が銀世界になりました。
まもなく冬休み。約2週間の冬休みを充実して過ごしてほしいと思います。船引南中のみなさんには、ぜひ冬休みに読書の時間を設けてほしいです。
図書支援員さんに、おすすめを聞いてみました。
「谷川俊太郎さんの『二十億光年の孤独』はどうでしょうか。言葉選びが素敵な詩です。この詩は、合唱曲にもなっています。残念ながら、谷川さんは先月亡くなってしまいました。谷川さんは、作詩だけでなく、みなさんが小学校の国語で学習した『スイミー』の翻訳なども行っています。今頃、天国でスイミーの作者のレオ=レオニさんと、語り合っているのかな、と思います。」
「新しく図書室に入った本からも1冊。『季節のことば辞典』です。短歌や俳句の季語をわかりやすく解説しているだけでなく、手紙の書き方も掲載されています。現代は、ほとんどメールで用事が済みますが、こんな手紙で思いを伝えられたらいいなあ、と思います。中のイラストをながめるだけでもきれいです。監修した夏井いつきさんは、中学校の国語の先生だったんですよ。」
「詩や俳句、短歌は、短い言葉の中に、たくさんの想いや情景が込められているので、『読む』のではなく『飲む』という感覚で読むと、より伝わってくるものがあります。短歌や俳句は、物語よりもっともっと歴史が古いことにも、納得できると思います。
図書室には、ほかにも新しい本が入ったので、興味がある本を開いてみてください。」