瀬川っ子 頑張っています!

ノート・レポート 絵ろうそくまつり(参考までに)

 瀬川小学校の6年生は、毎年、会津に宿泊学習に行き、歴史について学んだり、陶芸体験やあかべこ作り、絵ろうそくづくりなどの体験をしたりします。

  先週2月11日~2月13日の3日間、絵ろうそく祭りというのが会津若松市で行われていました。市内のあちらこちらで絵ろうそくを灯し、その雰囲気を味わうというものです。今年は、雪が全くと言ってよいほど無く、いつもの年とは違った雰囲気の絵ろうそく祭りとなったようです。
  会津にいる間は、全く行くことがありませんでしたが、11日の金曜日に、帰宅する途中にある御薬園の絵ろうそく祭りをのぞいてみました。人も多くなくゆっくりと園内を歩き、静かで厳かな雰囲気を味わいました。何枚か写真を掲載します。
  
  
  
  
 

 今日は、この絵ろうそくについて書いてみます。
  
 会津のろうそくは、今から500年ほど前、当時の領主の芦名盛信が、漆の木の植樹を奨励したことから始まるとされている。漆の樹液は漆の塗料として、その実からはろうが取れたため、会津漆器とろうそくはセットで会津の産業となった。
 その後、領主と成った蒲生氏郷が、近江より優れた技術者を呼び寄せて品質の向上に努めた。
 江戸時代に入り、藩の財源として活用したため、ろうそくは全国に広まっていった。絵ろうそくは、売り上げの向上をねらって考案された。また、雪深い会津では冬に花など無いため、仏壇に供える花の代わりに絵ろうそくを用いたということも絵ろうそくが作られるようになった理由であるという。