瀬川っ子 頑張っています!

花丸 いじめ防止 出前講座がありました。

 今日は、福島県弁護士会のご協力により、弁護士の先生をお迎えして、5,6年生20名を対象に[いじめ防止]出前講座を開いていただきました。

 [人権]という言葉の説明から、私たちは誰でも安全に安心して生活する権利がある。そういう生活を暴力や傷つく言葉で不安な気持ちや悲しい気持ち、苦しい気持ちにしてしまうことを「いじめ」という話から、「いじめ」のために不幸にして自らの命を絶ってしまった2つの例をあげて、いじめが人間として絶対にしてはならない行為であることを学びました。

 いじめを受けている人は、いつもは平気な顔をしていることが多いのだそうです。しかし、悲しい想いは、コップに水が溜まるように、少しずつ溜まっていき、その水が溢れ出したときに自らの死を選んでしまうのだそうです。大切な友達に間違った選択をさせない為にどのようにしたらよいか。TVキャラクターの名前を使って考える場面がありました。
    
 いじめをやめようとしないジャイヤンに対して、シズカちゃんはどのようにしてノビタ君を助けることが出来るかについて、真剣に考えました。正面から注意するには勇気がいります。でも、ジャイアンに対して、「どうかしたの、いつもとちがうよ、なにかあったの?」などと、いじめをしている人の話を聴いてあげるということも、いじめ防止につながるという話は、子ども達も「それならできそう。」といった表情が見られました。分かり易い例示を元に大切なことを学ぶことが出来、瀬川小から、絶対にいじめを出さないという想いを改めて強くすることが出来た時間になりました。担当した弁護士さんによると、今年度から始めた講座で、県内の小学校で約20校で実施されたとのことでした。とても貴重な時間をいただき、改めて、弁護士さんはじめ、福島県弁護士会のみなさんに感謝したいと思います。ありがとうございました。