瀬川っ子 頑張っています!

花丸 学校給食週間2日目の今日のメニューは・・・

 学校給食週間2日目の今日のメニューは、「会津の郷土料理」です。献立表を見ると・・・
 ○ ごはん ○ ことじ  ○ ししゃものこめこあげ ○ さんしょくおひたし
 とあります。
 この中で、「ことじ」が会津の郷土料理らしいです。献立表には、こんな事も書いてありました。 『きょうは、会津の郷土料理「ことじ」です。漢字で書くと「寿事」と書きます。主に南会津でお祝いの時に食べられる料理です。』
 「南会津で食べられている?」南会津出身の私は、記憶をたどってみましたが・・・・。聞いた事があるかもしれないなという程度でした。今も南会津に住んでいる母親に聞いても「知らない。」と言う返事でした。そこで、また、例によって調べてみました。すると・・・
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 「ことじ」南会津町舘岩地域郷土料理です。(だから、南会津町の他地区では知られていない。)
じゃがいも、にんじん、こんにゃく、きくらげ、豆腐、ちくわなどの材料を小さめのさいの目に切り、汁を多めに仕上げた煮染めです。祭りや祝い事の日に作り、事日(ことび)に作る事から「ことじゅう」が転じて「ことじ」と呼ばれるようになったといわれています。祝い事のごちそうであることから「寿汁」といわれることもあります。
「ことじ」にはちくわが入ります。
このちくわは山村地帯では海の幸として貴重な食材で、ちくわがだしとなって「ことじ」をおいしくしています。じゃがいもを使っているのも「ことじ」の特徴で、地域の特性を生かし、地域にある食材を使って作られています。近頃は、家庭によってはじゃがいもの代わりにさといもを使って作ることもあるようです。
同じ南会津町の田島地域には同じような材料を使って作る「つゆじ」と呼ばれる郷土料理があります。 (「学校給食会だより」 H26年3月25日発行より)
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 会津で有名な郷土料理というと、「こづゆ」があります。これと似たような物が、地域によって少しずつ材料を変えて、呼び名も違って伝えられているという事だと思います(ざくざく煮、こづゆ、つゆじ(つゆ煮染め)、ことじ など)いずれにせよ、そこにはその地域の人々の思いや工夫が詰まっていると言うことだと思います。
 
 こうした郷土料理を、「学校給食期間」にメニューとする意図は、学校給食の目標の一つに「我が国や各地域の優れた伝統的な食生活についての理解を深めること。」というねらいがあるからです。

  それでは、本日の給食の様子です。

 子供達の感想は・・・おいしい・・・。
  


 好きな物は一番最後に、と言うタイプも2人。
  
 明後日、1月28日は浜通りの郷土料理、「はちはいしる」です。どんな料理だろう?
 たのしみです。