瀬川っ子 頑張っています!

花丸 授業の腕を磨く!

 先生方は、常に勉強しています。
 7月8日(水)、4,5年生の複式学級の校内授業研究会がありました。研究教科は、「算数」。4年生は、「平行四辺形とひし形は、どんなところが違うか。」とういうめあてのもと、今まで学習した様々な方法を駆使して、辺の関係を調べたり、角度を調べたりして、めあての解決に努めました。5年生は、指定された平行四辺形を描くにはどうしたら良いかというめあてのもと、これまた、今まで習った方法を駆使して解決していました。複式学級の指導ですから、先生は、4年生と学習したり、5年生と学習したり学年間を渡り歩きます。これを複式指導の用語で「わたり」と言います。また、授業は通常、「課題把握の段階」「課題追究の段階」「まとめの段階」「学習内容の習熟の段階」など各段階を踏んで進んでいきますが、2学年同時に同じように段階を踏んでいくことはできません。そこで、5年生が「習熟の時間」に4年生は「課題把握の時間」にするなど、段階をずらして、指導していきます。これを、複式指導の用語で「ずらし」といいます。この日の授業は、この「わたり」「ずらし」を、見事に行い、目的を達成していました。なにより、担任の先生の「子どもたちに、理解して欲しい」という気持ちが自作の様々な教材に現れていました。それでも、放課後行った話し合いの中で、「あそこは、こうすれば良かったのではないか。」「この教材は、こういう風に指導した方がよいのではないか。」など熱のこもった話合いがなされました。こうした、実践と話し合いが、明日の授業をより良いものにしていきます。