関本小 活動日記

寛容、謙虚に

 今月21日に校内研修として、田村市教育委員会指導主事の先生をお招きして、来年から本格的に始まる「特別の教科 道徳」の授業研究を行いました。「考え・議論する」道徳科へ転換することで、討論しながら課題の解決策を探ったり、体験的な学習を導入して、登場人物の立場で考え・議論しながら、今まで、今、これからの自分を見つめ直して、道徳性を養っていくことが目標になります。今回の授業では、6年生が「ブランコ乗りとピエロ」の資料から、寛容と謙虚について考えました。まず、広い心についてアンケート調査を行い、課題意識をもたせました。次に、登場人物の心の揺れや迷いを自分事として考えるために、心情円盤を活用して表現させました。中心場面の話し合いでは机の配置をコの字型にし、相手の顔を見ながら意見を交流しました。自分の考えを形(根拠)にすることで、話し合いが深まっていくことが分かりました。
 最後に、ワークシートを活用して寛容・謙虚について今までの自分を振り返り、これからの自分の在り方や振る舞い方について、自分の考えを記入しました。子どもたちは、自分にも欠点があることを自覚するとともに、広い心で相手のよさを認めていかなくてはならないと感想をまとめていました。