夢・愛・自立~Dreams come true!~

カテゴリ:保健室から

本日、「歯・口の健康診断結果と受診のおすすめ」を配付しました

 本日、結果を各学級で全員に配付しました。
「異常なし」の欄に丸がついているお子様以外は歯科での受診が必要ですので、ご家庭で診察の予約について、日時などを具体的にご相談くださいますようお願いいたします。
「夏休み前に1度、受診する」よう、生徒達に指導しました。

                 ピンク色の用紙です。お子様の結果で該当する項目に赤丸がついています。
 
 早めの対応が、最終的には「通院回数や期間を短く」「お子様の負担・苦痛を最小限に」することにつながります。
 また、お子様自身が自分の体はどのような状況にあるのか、改善するためにどのような行動が必要なのかを考える、貴重な機会でもあります。

 ご多用のところと存じますが、保護者の皆様のご理解とご協力をよろしくおねがいいたします。

※ 平成25年度から、福島県歯科医師会で作成した歯科検診結果の用紙を使用しています。県内の学校で統一しています。

歯科検診を実施しました


 今週火曜日(16日)に歯科検診を実施しました。
本校の学校歯科医は管野和幸先生(管野歯科医院)です。記録をしてくださる歯科衛生士の方もいらしてくださいました。
 検診後、「むし歯の状態はかなり改善していて、治療も進んでいる」「進行しているむし歯があったのは1~2人くらい」とのお話がありました。南中生の口の中の健康状態が改善してきているということを、学校歯科医の先生から直接伺うことができ、大変うれしくなりました。

       
保健室で1年生から順に受けました。4月にご家庭で記入していただいた「歯科保健調査票」の内容を1人ずつ確認しながら検診をすすめます。

     
検診を受ける生徒達の視線の先には、歯科医の先生が話す難解な専門用語(歯式・ししき)の解説がずらりと掲示されています。


今年も登場・「歯と口の健康を守る道具たち」 検診を待つ間、1年生は興味深げに手にとっていました。昨年も見ている2,3年生は関心度低めのようでした。


健康診断がスタートしました。


 10日(月)は3,4校時に全校生の身体測定と視力検査を行いました。1,3年生は加えて聴力検査も行いました。これは当保健室オリジナル「足形マーク」です。

 数枚作成してあります。毎年使用し、多少傷みが出てはいますが今回も、この足形マークが密かに活躍する予定です。 

 7日(金)放課後には、旧保健委員が視力や聴力の検査会場作りをしてくれました。配置図を見ながらしっかり設定してくれ、頼もしく感じられました。もちろん、視力測定の5mラインに足形マークをしっかり貼ってくれました。
 

 健康診断というと、出席番号順に並んで…という場面が多いですが、どうしても前の人に近づきすぎて検診の妨げになったり、逆に前の人と間を空けすぎて声を掛けなくてはならなくなったりします。そのわずか数秒の積み重ねが、検診時間を遅延させる要因になります。
 検診の内容によっては、物理的に可能な範囲でですが、次の受検者に離れていて欲しいものもあります。

 この足形マークを床に貼ると、何も言わなくても生徒達は自然に定位置で立って待ち、定位置で検査・検診を受けることができます。診てくださる学校医の先生方が集中していただけるよう、また、健康診断をスムーズに進めるために欠かせないアイテムだと自負しています。

  
今日も足形マークが活躍

今日11日(火)は、先ほど3年生の内科検診が終了しました。着替えを伴う検診でしたが、さすが3年生は速やかに行動し、スムーズに検診をうけることができていました。
明日は1,2年生の内科検診を予定しています。

後期さわやかチェック表彰


 毎週水曜日の朝を基本に、ハンカチの携帯、爪を切っているかどうか調べる「さわやかチェック」を行ってきました。保健委員会の大事な活動です。
3月1日に保健委員会で、後期に最もさわやかチェックポイントを獲得した2-1に「後期さわやかで賞」をおくりました。

昼の放送で、各学級のさわやかチェック獲得ポイントをお知らせしました。

 
2-1は前期に続いての受賞です。おめでとうございます!

 田村市内でインフルエンザが急増していても、本校では大流行することなく生活できたことは本当にうれしいことです。まだ卒業式、修了式が控えています。
体調管理を心掛け、全員そろって式に臨めるように願っています。

教室内の空気検査をしました

 
 県内のインフルエンザ出席停止者数はやや減少傾向のようです。田村市内では先週から1桁台の出席停止者で推移しています。でもまだまだ油断禁物、予防対策をしっかり継続して欲しいです。

 学校で行う予防対策のひとつに、「換気」があります。新鮮な空気を教室に定期的に入れ、インフルエンザのまん延・予防をするものですが、2月6日(月)~8日(水)にかけ、授業中におじゃまして教室内の空気の汚れ具合を調べました。

注射器が金属とプラスチック製になったような、「ガス検知器」の先に、
昔の水銀体温計に似たガラス製のガス検知管を差し込ませて調べます

 学校環境衛生基準では、室内の二酸化炭素濃度を測定(=空気検査)し、必要な対応を取ることとなっています。人間の呼吸により排出される二酸化炭素の蓄積状況を測定することで、空気の汚れを可視化し、対策や指導に役立てるというものです。
教室ごとの結果は下記をクリックしてご覧ください。

ちなみに、教室内の二酸化炭素濃度の基準は1500ppm以下となっています。

2月 空気検査の結果.pdf   ※結果は一時点のもので、換気回数や人数の多少等により変化します。

  
ガス検知器から検知管を外し約2分で結果がでます。ピンクから黄色く変色した境界の目盛を読みます。   
 
 
インフルエンザ患者の咳やくしゃみで空中に放出されたウイルスは、乾燥した空気中では数時間にわたって落下せずに漂うといわれます。これにより、締め切った室内で(例:教室、バス車中、映画館…)、あっという間に感染が広がることも珍しくありません。
 そのため、換気が必要になるわけですが、実際に空気の汚れやウイルスの有無は目でにみえません。
でも、その教室で二酸化炭素濃度が高い結果が出たとき、眠気や頭痛が起きやすい空気環境であることが推測できます。同時に、ウイルスがまん延しやすい空気環境ともいえます。

 換気が行われれば二酸化炭素濃度は下がり、衛生的で学習にも集中しやすい環境になるでしょう。
 今回、結果を保健委員に知らせました。自分の学級の換気の回数を増やすようにしたところもありました。外は寒くて窓を開けるモチベーションが高まってこない生徒達にも、換気の必要性を理解してもらえたらと考えています。

ちなみに、どの教室も湿度が50%前後に保たれ、非常に良い状態でした。
湿度を保てば、万が一、空中に放出されたウイルスも水蒸気に包まれ重さを増して、短時間で落下しやすくなります。
ぜひこの状態を維持して欲しいと思いました。

1,2,3年生、う歯あり生徒受診率50%超え達成!

  歯科検診結果で受診・検査が必要とされた生徒のうち、う歯(むし歯)は最も早期の医療的対応を要するものです。
これまで6月と11月に、受診を要する生徒たちとその保護者の方にお知らせを配付しています。

 今回標記のとおり、1,2,3年生で今月、受診率50%超えを達成しました。
特に3年2組はう歯受診率100%を達成しました(^o^) 素直にうれしく、よかった!!の一言です。

 28未処置う歯生徒の受診率.pdf 

 昨年度の受診率(う歯について)は、
1年:0%、2年14%、3年:0% だったことを考えると、本当に大きな変化です。

 また、う歯がなくても、その他の要受診項目(歯肉炎、歯垢の付着、歯石あり等)でも受診し、歯科医や歯科衛生士による処置やアドバイスを受ける生徒が増えた感触が明らかにあり、調べて見ると歯科検診の全項目あわせた受診率が42%に上昇していました。(昨年度27%)

  数字のことばかり記しましたが、達、保護者のみなさまの意識の変化が、行動の変化を生み、その結果として数字にも表れている、ということだと考えます。大切なことだと思います。
 
 歯、歯肉、それらを支えているあごの骨などは、食べること・生命維持に直結する重要な臓器です。
 また歯垢の付着や歯肉炎の放置は、将来の全身の健康を損なうリスク(糖尿病、動脈硬化、低出生体重児、早産 その他)を高めることが分かっています。
 生徒達の数年後、数十年後に、夢や希望の実現を支えるベースに歯、口の健康がある…といっても過言ではないかもしれません。

 保健室では、今の行動や生活習慣が将来の自分を創ることになる、ということを感じ欲しいとと思いながら、日々指導にあたっています。
 保護者のみなさまのご理解とご協力に感謝しつつ、今後も生徒一人ひとりの健康を見つめ、支援していきたいと考えています。

「STKM+H」で健康にすごそう


 インフルエンザが市街地を中心に流行しています。保健委員会では、南中生に感染症に罹ることなく元気に生活してもらうために、1,2年学級で呼びかけを行いました。
   
 はじめにクイズでインフルエンザの知識を深めてもらいました。(1年生教室での様子)
 

  昼休みや放課後に、シナリオの内容を考え、役割分担や発表練習をしました。企画から実施まで、短時間でしたが、限られた準備時間の中で、一生懸命、楽しく発表してくれたようです。

2年生保健委員が考えた、
予防に役立つ”STKM+H”
とは???
 
学年末と呼ばれる時期をむかえつつあります。3年生は受験が近づくほどに健康管理が重要です。
なんとか南中生に”STKM+H”で元気に学年末を過ごして欲しいものです。
 ご家庭でも引き続き、お子様の免疫を高めるために食事や睡眠時間確保等、ご配慮いただけますよう、お願いいたします。
  
 ”STKM+H”    とは…
  :咳エチケットを守りましょう
  :手洗い、うがいをしましょう
  :換気をしましょう(教室の空気の入れ替え)
  :免疫力を高めましょう   
:ハンカチ、ティッシュをポケットに入れましょう